孤立と貧困を考えるシンポジウム | ふくしらぢお dansoundemo

孤立と貧困を考えるシンポジウム

◆◇シンポジウム◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

シングルマザーの孤立と貧困
 ~幼児放置死事件を契機に、その背景を考える~

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 今夏、大阪市西区のマンションで、幼い男児と女児の遺体が発見されるという
痛ましい事件がありました。原因は、23歳の母親の育児放棄と見られています。
この事件を始めとして、母親による児童放置死事件はセンセーショナルに報道さ
れがちです。
しかし、その背景には貧困や孤立など、多くのシングルマザーが共通して置かれ
ている状況があるのではないでしょうか。脆弱な子育て支援体制、低学歴や貧困
からくる情報からの阻害、社会保障の不備の隙間を突く身近な「貧困ビジネス」
としての風俗産業…
 こうした悲劇を生まないために、私たちに何ができるのか。どのような社会的
な取り組みが求められているのか。みなさんと一緒に考えたいと思います。

※ 上記の二児放置死事件については、報道等に表れているケースの概要を、あ
くまでも議論の導入として参考にするものであり、当該事件の事実関係の解明や
当事者に対する論評は予定しておりません。


日時 2011年1月30日(日)
  午後1:30~5:00(1:00開場)
場所 大阪司法書士会館3階ホール
    
http://www.osaka-shiho.or.jp/osakakai/access.html
  (地下鉄「谷町4丁目」駅下車8番出口徒歩3分)
資料代 500円(生活保護利用中等の方は無料)

 *託児あります。


《登壇者》
コーディネーター:中野冬美氏
(生活保護切り下げに反対する実行委員。長年、母子家庭の当事者団体で活動し
、国や行政に当事者の立場で発言してきた。 「女性のための街かど相談室 こ
こ・からサロン」共同代表。)


パネリスト
◆荘保共子氏
(大学卒業後,教会の青年活動の中で西成の子どもたちと出会う。'78年,西成警
察署横に学童保育「こどもの里」を開設。子供のケアにボランティアスタッフと
共に取り組んでいる。'01年大阪市家庭養護寮の認定を受ける。)


◆中塚久美子氏
(朝日新聞生活文化グループ記者。子ども支援、貧困問題、虐待などを中心に取
材を重ねてきた。)


◆渡辺和恵氏
('75年弁護士登録。いくの学園(DVシェルター)支える会会長、大阪弁護士会
子どもの権利委員会委員、元大阪の婦人保護事業を守る会会長、等。)


◆鈴木くみ子氏
(非婚死別シングルマザー・ケアワーカー・生活保護の切り下げに反対する実行
委員などの立場から活動。現在、箕面市において「シングルマザーのおしゃべり
会」の世話役をつとめている。)
 
主催 反貧困大阪ネットワーク実行委員会・生活保護切り下げに反対する実行委
員会
共催 大阪司法書士会