ふくしらぢお dansoundemo -72ページ目

民主党・障害者自立支援法案の修正協議打ち切りを決定 2005年06月22日 

民主党サイトに掲載されているニュース「次の内閣 ネクスト・キャビネット」より 


ちなみに、以下本文にある「閣議」とは民主党内部の会議のことであり、いわゆる閣議とは異なる。


以下転載

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民主党『次の内閣』は22日午後、国会内で閣議を開催し、「障害者自立支援法案」の修正協議について対応を決定し、「会社法案」については修正案の提出を確認するなど、活発な議論を行った。
(中略)

 「障害者自立支援法案」については、横路孝弘ネクスト厚生労働大臣が、与党や厚生労働省との協議経過を報告。民主党は、党としては原案反対であるが、定率負担導入の凍結など9項目について、与党側に法案の修正協議を申し入れるとともに、厚生労働省と政省令事項について協議を重ねてきた。22日に与党側から示された回答には、法案修正には応じられないが、協議は続けたいなどとあり、修正協議の継続の可否をめぐり、各ネクスト大臣からは、「内容的には極めて不十分だが、たくさんの政省令事項の一つひとつが障害者の命・生活に関わることであり、協議は続けるべき」「期限を設定した以上は、引き伸ばす戦術に応じるべきではない」などと活発な発言が相次いだ。閣議としては、ゼロ回答を受けて与党との修正協議は断念すること、ただし、無責任に放置はせず、政省令事項という不透明な部分を厚生労働省へきちんと確認するなど、国会審議その他の場を通じて、不安が解消されるような状況づくりに努力を続けるべきことを確認した。


ソース http://www.dpj.or.jp/news/200506/20050622_07nc.html

<障害者自立支援法案>厚労省、「政争の具にされている」

 国会で審議中の障害者自立支援法案が、24日告示の東京都議選をにらんだ与野党に翻弄されている。22日、民主党が法案の修正協議を打ち切って対決姿勢に転じれば、自公両党は23日、異例の抗議声明を公表。「非は民主党にあり」と印象付ける作戦に出た。厚生労働省は「政争の具にされている」と戸惑いを隠さない。
(毎日新聞) - 6月23日21時4分更新

案内:ここがへんだよ!?障害者自立支援法(案)

よかとも劇団&まちプロ劇団「そら、ないで~」

ここがへんだよ!?障害者自立支援法(案)


いま国会で決められようとしている障害者自立支援法(案)

自立支援(自立を応援する)なんて名前だけ、

障害者がこれからますます自立しにくくなる内容です。

自立支援法ができたら障害者の生活がどうなってしまうのか!?

わかりやすく寸劇にまとめてみました。

劇を見てみんなで話しましょう!!


7月3日(日)13:30~16:30

瀬田北市民センター3Fホール(滋賀県)


主催 知的障害者の外出サポート「よかとも」・まちかどプロジェクト

TEL077-544-6692

6/29 啓司物語上映会

『啓司物語~筋書きのない人生』(無料)

★日時:6月29日(水)6:00pm開場~8:00くらい
★場所:立命館大学 衣笠キャンパス 創思館カンファレンスルーム(段差なし

地図・アクセス:http://www.ritsumei.ac.jp/mng/gl/koho/annai/profile/access/

当日は、監督である高橋啓司からの挨拶もあります。

★映画について:
(2002年/60分/自主制作映画/※字幕あり)
監督:高橋啓司 出演:高橋啓司とその介護者たち

「高橋啓司からのメッセージ」
重度身体障害(脳性マヒ)者の日常生活を、自ら綴ったドキュ
メンタリー映画です。小林茂監督の『ちょっと青空』という映
画にヒントをえて、自ら企画し、介護者の協力をえて撮影、編
集。自分でつくった音楽を使い、3ヶ月かけてつくった映画で
す。ぜひ、この映画をみて、障害者の自立生活を知っていただ
きたく、また介護にも入っていただきたく、この映画の上映会
を企画しました。ぜひ、学生市民の皆さん、私の介護に入って
ください。

「私の介護をしませんか?」
学生・市民のみなさん!私、高橋啓司は高野に住む障害者です
。一人暮らしをはじめて5年になります。私は車いすに乗って
います。私は食事をするにも、どこへ出かけるのにも…何をす
るにも介護が必要です。京大、府立大、精華大、立命館、工繊
大などの学生、社会人の介護者でをさがして、何とか暮らして
きました。そこで、学生・市民の皆さん、私の介護に入ってほ
しいのです。介護の内容は、どこかへでかけたり、買い物にい
ったりする「日常介護」と夜から朝の「泊まり介護」、食事を
つくって食べることの介護をする「食事介護」、一緒にお風呂
にいく「フロ介護」です。「日常介護」はお昼くらいから夜の
7時から8時くらいまでです。おフロ介護は週3回で1時間く
らいです。基本的に男性に介護をお願いしていますが、食事介
護や、短い外出なら女性のかたでもできると思います。私の介
護に参加してくれませんか。

※この上映会は教員の方の協力により授業(障害学H)の一環
として行いますが、関心のある方は誰でも参加OKです。
お気軽におこしください。

★主催:上映会実行委員会

京都での予定

昨日、「「応益負担」に反対する大集会」実行委員会の会議が、開かれました。

主催は、覚えている方がいるかどうかはわかりませんが、5月の一連の京都行動
の最終日、5月22日の大集会を主催したところです。

 そこで決定されたことなのですが、


1.ビラ配り

6月17日(金)18:00~@四条河原町、高島屋前

2.集会/デモ

7月9日(土)16:00~@京都市役所前集会
          ⇒四条河原町までデモ


1は、障害者自立支援法案についての審議が延長されるかどう
かの決定が、6月17日に行われるらしくて、審議延長に反対す
るために行われます。

2は、その審議が再開されるとしたら、7月9日かららしくて、
法案について反対するために行われます。

 同委員会は、今までばらばらだった京都の福祉関係の団体が、幅広く手をつなげてやれているとのことです。5月の一連の行動に引き続き、「障害者自立支援法」反対行動実行委員会も、協力したいと思います。

 お時間のある方は、参加してください。

抗議集会へ2500人 横浜

【神奈川新聞 050613】
障害者自立支援法案に抗議し集会/横浜

 福祉サービス利用の定率負担(応益負担)などを盛り込んだ障害者自立支援法
案に抗議し、県内の障害者、福祉関係者ら約二千五百人(主催者発表)が参加し
て「障害者自立支援法に異議を唱える神奈川集会」が十三日、横浜市中区の横浜
公園で開かれた。参加者は「法案は障害者の生活を根底から破壊する」などと同
法案を厳しく批判、定率負担の再考など五項目の抜本修正を求めた。
 集会は、横浜市障害者地域作業所連絡会、横浜市知的障害者関連施設協議会、
県精神障害者地域生活支援団体連合会など十六団体が実行委を組織し開いた。

 まず、「きょうされん神奈川支部」の佃司事務局長が国会審議状況の報告を行
い、「定率負担導入は、障害者政策の一大変質。所得保障は全く触れられず、貧
しいものほど困難を背負う」と定率負担撤回を訴えた。
 続いて、身体・知的・精神障害の当事者、作業所スタッフ、施設経営者らが発
言し、「法案では人間らしい暮らしはできない」「働く場からも利用料を取られ
るのは納得できない」「障害者を困らせる法案は廃案に」「障害者抜きで障害者
のことを決めないで」などと法案の問題点を訴えた。
 国会からは民主党の首藤信彦衆院議員が出席し「日本社会そのものが問われて
いる。法案は廃案にしなくてはいけない」と表明した。

 集会は最後に、【1】必要不可欠な障害保健福祉関連予算の増額【2】定率負担
の再考【3】難病や発達障害など「谷間の障害」の人々の救済【4】雇用の場の増
加と所得保障【5】障害当事者の自己決定の最大限の尊重-を求めるアピールを採
択した。

障害者自立支援法 異議あり 保護者ら360人、県庁内で集会


http://www.saitama-np.co.jp/news06/14/03l.htm


2005年6月14日(火)

障害者自立支援法 異議あり
保護者ら360人、県庁内で集会

 

 来年一月施行をめどに今国会で審議中の「障害者自立支援法」案を考える集会が十二日、浦和区の県庁講堂で開かれた。障害者の生活と権利を守る埼玉県民連絡協議会の主催。県内の障害者や福祉関係者らおよそ三百六十人が駆けつけ、受けたサービスの一割を自己負担することになる「応益(定率)負担」への不安を訴え、導入撤回と慎重審議を求めるアピールを採択した。

与党、修正協議へ

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     やまのい和則の
       「軽老の国」から「敬老の国」へ
       - Yamanoi Kazunori Mail Magazine -
            第662号(2005/06/14)
     。☆〃。☆〃。☆〃。☆〃。☆〃。☆〃。☆〃。☆


  メールマガジンの読者の皆さん、こんにちは。1つとり急ぎ、報告です。
先週、民主党が与党に対して出した障害者自立支援法案の
修正要求に対して、本日、与党から「修正協議に入りたい」という
返事
が来ました。
 ついては、自民党の長勢議員と民主党の五島議員を軸に、
修正協議が行われる方向です。
 ただ、国会が延長されるかどうかは未定ですが、もし国会が延長
されたならば、東京都議会議員選挙の投票日7月3日のあと、
つまり、7月6日(水)あたりから衆議院厚生労働委員会で、
障害者自立支援法案の審議が再開されることになりそうです。
(与党はその後、1週間くらいで7月13日くらいに採決を求めて
 きそうな気がします)
 つまり、これから3週間くらい修正協議が水面下で行われそうです
 民主と与党との修正協議が成立するか、決裂するかは、
全くわかりませんが、与党が障害者自立支援法案の都議会選挙中
の採決を避けたのは事実です。
 以上、取り急ぎ報告します。山井和則 

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  ☆やまのい和則の「軽老の国」から「敬老の国」へ☆
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本日、与党返答~民主の修正要求に対し

山井和則議員(民主党。厚生労働委員会メンバー)のメルマガ

☆やまのい和則の「軽老の国」から「敬老の国」へ☆2005/06/14

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-----以下転載----- 

◎また、この週末は、京都南部の14の福祉作業所のバザーに行きました。
 どこに行っても、障害者自立支援法への厳しい批判ばかり。
 私は、すべてで買いましたが、非常に勉強になりました。

 知的障害者の方々がつくったジャガイモ4つで150円。工賃は月1万円。
 精神障害者の方々がつくったうちわ500円。工賃はこれも月1万円。
 200円のコーヒーカップを買った小規模作業所では、日給が100円です。
 知的障害者の方々の作ったフクロウの鉛筆立て500円。工賃は月9,000円。
 コーヒーカップ200円。コップ敷きの布200円。あられ250円。
 花びん300円・・・・、花150円、ビニール袋100円など。

 精神障害者の方々染めたTシャツ1,000円を買ったときには、
 「売れた! 売れた!」と言って、製作者の方はすごく喜んで下さいました。
 また、300円の陶器のコップを2つ買ったときも、200円の手すき
 ハガキセットを買ったときも、製作者の方々は大喜びでした。
 私は、200円や300円の品を買って大喜びしてもらうのも申し訳ない。
 本当はもっと高いものを買えたらいいのだけれど、と思いました。
 買ったものは、すべて自宅や事務所で大切に使わせて頂きます。
 ちなみに、「フクロウ」のペン立ては私の国会事務所でもすでに使って
 いますが、「苦労をしないように」という祈りを込めて、「フクロウ」の
 ペン立てなのだそうです。また、あじさいの柄のお皿も買いました。
 通所授産施設としては、6月の季節に合わせてあじさいの柄の陶器を
 焼き、売り上げアップにつなげる狙いです。
 週末このようなバザーで品物を売り、その売れたことを励みとして、
 また、障害者の方々は、製品づくりに励みます。だから、品物が
 売れると、製作者以外の施設職員さんも大喜びなのです。

◇しかし、私は考えさせられました。150円、200円と安いものが売れて
 大喜びして下さる姿を見て、このような障害者の作業所のバザーでは、
 金銭価値が違うと思いました。
 200円の安いコップと私は考えます。しかし、日給100円の知的障害者の
 方にとっては、2日分の労働の対価なのです。自分の日給2日分の物と
 言えば、相当高価なものと感じるのが普通でしょう。
 国が違えば、生活に必要な費用も異なりますから、金銭感覚が違うのは、
 ある意味当たり前です。しかし、同じ国内でも、作業所や福祉の世界と、
 一般の世界では少し金銭感覚が違うのではないかと私は感じたのです。

 何が言いたいのかと言えば、今回の自立支援法案の自己負担アップの
 問題点を言いたいのです。
 今回のバザー製品をつくっているような通所授産施設や小規模作業所
 では、平均して工賃が月に1万円程度

 つまり、日本人の平均給与の20分の1以下なのです。
 先ほども述べたように、日給100円(月給2,000円)という小規模作業所も
 ある
のです。
 そのような現状に対して、今回の自立支援法案では、毎月2万円程度の
 自己負担アップを求めます

 これは到底受け入れられるものではありません。
 また、今回の法改正で批判が噴出している精神医療の通院公費負担に
 ついても、
 「月に5,000円くらい値上げになる『だけ』」
 という説明がありますが、その月5,000円の値上げが、一般の人にとっては
 10万円くらいの値上げの重さを受けるような貧しい生活をしている
 精神障害者も多い
のです。
 先週、民主党は、与党への修正要求の中で、
 「障害者の所得保障の確立がされるまでは、
  定率1割負担(応益負担)の凍結」
 を求めました。
 いま、この法案の審議がストップし、先が見えない状況になっている
 根本原因は、今回の法案が、障害者の非常に厳しい経済状況の
 現状を無視した自己負担アップであるからだと思います。
 一般の感覚で、
 「たいした自己負担アップではない」
 と軽く考えたことが、実際には、障害者にとっては、受け入れがたい重い
 自己負担アップである、ということがこの法案の大きな問題点です。

 もちろん、一部には会社に勤めて、収入の多い障害者もおられます。
 しかし、そのような人はまだまだごく一部であり、例外です。
 大多数は、月6万―8万円の障害者年金のみの収入か、工賃を月に
 1万円程度もらっている状況です。そのなかで、精神障害者の方々が、
 3人で焼きそばパーティーをするときにも、お金を節約するために、
 2人分しか麺を買えないような実態が中にはあることを踏まえて、
 政策決定をせねばならないと思います。
 その意味では、今回の障害者自立支援法案が皮肉にも、いかに障害者の
 所得保障、就労支援が不十分であるかを浮き彫りにしたと言えます。

 与党は、6月14日、本日、民主党が先週出した修正要求に応え、
 修正協議に入るのか、修正協議を拒否するのかを返答することに
 なっています。
 今日、本当に返事が返ってくるのかどうかわかりませんが、また
 ご報告します。
 修正協議に入ることになれば、水面下で交渉が続きますが、修正協議に
 入らないのであればどうなるかはわかりません。
 ただ言えるのは、与党は、自立支援法案への批判が非常に強いため、
 7月3日の東京都議会議員選挙までに自立支援法案の採決を
 することは避けたい。
 7月に入ってから採決をしたいと引き延ばしを図っていることです。
 その口実として、修正協議に入るという返事が返ってくる可能性は
 高いです。
 さらに、この法案の特徴は、与党の議員でさえ、
 「今のままの法案は問題が多すぎて、このままでは成立させられない」
 と多くの議員が口をそろえて言っていることです。
 ですから、もし民主党が反対することになっても、与党だけで
 修正案を出すようです。
 障害者の人生と命がかかっている法案なのですから、与党は責任を
 持って法案を国会に提出すべきです。
 「自分達もこの法案ではダメと思っている」
 というような欠陥法案を国会に提出し、障害者やそのご家族、関係者を
 不安のどん底に陥れることはやめてほしいものです。

国会前でアピールしている人たちからの報告

ピープルファースト報告


あめのなかの ぎいんかいかん
あめのなか
みなさん ほんとに おつかれさまでした
さいごの さいごまで がんばっていきましょうね
あめにもまけないで
がんばりましょうね
   ピープルファーストジャパン会長 小田島栄一  直筆報告

次回は、6月15日(水)10:30~13:00です。
みなさん第二議員会館前にきてください!

以上、賛同団体MLより。

国会前でアピールしている人たちからの報告。